フィンカ・ラス・マニージャス

Finca Las Manillas 

ハエンを代表するオリーブ園のひとつ

 

フィンカ・ラス・マニージャスがあるハエンは、世界一のオリーブオイル生産量を誇るスペインの、まさにオリーブオイルの聖地です。

そこで作られるピクアル種は、さらに、スペインを代表する品種。

まさに、王道と王道が組み合わさってできるフィンカ・ラス・マニージャスの

エキストラバージンオリーブオイルは、ピリッと辛みがしっかりした、濃いあおさが特徴です。

 

早く搾れば搾るほどに、クロロフィルをがっぷり含む濃い緑のオイルが採れます。

 

今年は、初めて、フィンカ・ラス・マニージャスのオリーブ園を訪問します。

世界各地で受賞歴のある王道オリーブオイルの今年の味も、きっと間違いないでしょう。

 

 

 

 

 

 

女性オーナーが醸し出すブランドセンス

 

ベアトリス・カスティージョ

フィンカ・ラス・マニージャス オーナー

 

私が初めてベアにお会いしたのは、2017年11月、スペイン バレンシアで開催されていた食の見本市でした。フェミニンなシースルードレスをまとった小柄な女性が彼女でした。今まで訪ねたオリーブ生産者は、大体が男性か、お母さん的な貫禄のある女性だったので、かなり印象的でした。彼女のもつ知的で優しい雰囲気が、ブランドのもつ空気感やセンスに表れているという印象です。オリーブオイル以外に商品化しているアイテムもとても興味深いので、この先、一緒にお仕事できるのが楽しみなのです。

 

 

 

 

 

 

 

収獲タイミングの違うピクアル種でつくる、2つのオリーブオイル

ピクアル種といえば、これぞオリーブオイルと言いたくなるような、フレッシュな刈ったばかりの草のような香りが特徴です。オリーブオイルが好き、という日本人にとって最も人気のあるタイプの風味です。ユニークなのは、同じピクアル種で、収穫時期の違うオリーブを使って違う風味に仕上げて、それぞれを別のブランドで商品化していることです。

 

ひとつは、NOVIEMBRE(ノビエンブレ)

早摘みのピクアル種だけを搾っています。ピクアルならではの青い草の香と、苦味、辛味のパンチがきいた存在感のある風味です。

 

そして、もうひとつは、LAS MANILLAS(ラス・マニージャス)

早摘みのピクアルと、早摘みから2週間後に収穫された少し完熟したピクアルをブレンドしあやています。収穫タイミングの違う同じ品種をブレンドするというユニークな試み。オリーブオイルは大好きだけど、青みが強すぎたり、辛すぎたりするのはちょっと苦手、という方に、とってもおススメです。

 

NOVIEMBRE(ノビエンブレ)

早摘みのピクアル種とアルベキーナ種

LAS MANILLAS(ラス・マニージャス)

少し完熟したピクアル種


専門家からの評価も高いエキストラバージンオリーブオイル

本格的な商品化を始めてまだ数年ですが、毎年、国際的なオリーブオイルコンテスト多数で賞を頂いています。

 

2021年には、ピクアル種の原産地であるスペイン・ハエン県で開催される、ピクアル種単一搾りのエキストラバージンオリーブオイルのみを対象にしたコンテスト・ハエンセレクションに選ばれています。

 

 ノビエンブレ エキストラバージンオリーブオイル(ピクアル種)が、2018年以来連続して

     OLIVE JAPAN 国際オリーブオイルコンテストにて、金賞を受賞しています。

 

 安定した品質で、風味と辛みと苦みのバランスがとれたエキストラバージンオリーブオイル

 と評価を頂いています。